2015年2月19日木曜日

生協のパソコンを買うな

デルやHPで同じような性能のものを買いましょう。

生協が薦めるパナソニックのレッツノート、持ち運んで外でも使えるような丈夫さを持つ、良いパソコンに違いありませんが、いかんせん20万超えの値段は高すぎです。

生協のパソコン購入のお知らせみたいなものは、願書などと一緒に送って、これを買わなきゃいけないと思わせています、入学準備の忙しい中の出来事ですからなおさらです。この商売はどうも好きになれません。

教員や事務方が使うパソコン、あるいは情報教室の備品を見てもれえばわかると思いますが、生協のパソコンを目にすることがどれだけ多いことか。同社の営業の人は開き直って学生にしか売っているとしか思えません。(あるいは松下幸之助曰く商品ではなく人を売っているのでしょう、生協を介して購入する学生には人を売っているといわれてもメリットが感じられませんが)

さて、件のパソコンの性能は申し分のないものです。日常生活の利用でいうならゲームや動画編集くらいやってできるもので、大学の活動でもエクセルのマクロ計算や3Dのモデリング、ニュープロットくらい動かせるでしょう。しかしそれほどスペックは必要ないというのもまた事実です。
ムーアの法則で言えば、二年で性能は倍加します。しかし二年前の学生よりも高度な処理を必要とする課題が、今の学生に果たして出されるのでしょうか?

それほど大学の始めから大きな計算なんてしません。パワーポイントとワードを主に使うような学部学科なら、いうまでもありませんもし研究室にはいって必要になったら、研究室のデスクトップでやればいいのです。そういうものは科研費で買うものであって個人で買うものではありません。だからパソコンはi5じゃなくてもi3でも、第五世代でも、メモリ4GBでも構わないのです。(因みにインテルの10nmのチップの開発が遅れているので、ムーアの法則は成立しづらくなっています。)

さて、20万なら同スペックのノートをデルで買った後、おつりでMacbookかiMacが買えます。どの商品を購入するか思案する手間を省くコストとしてはあまりにも大きすぎです。


1 件のコメント:

  1. 同感です。
    OBの者です。
    知人の子供が福大に合格し、PCの相談を受け、福大生協のHP見たら、実質20万越えのPCを推奨してるのには驚きました。
    特に、「福大には古いVGA端子しか整備されておらず云々」の下り、「笑い話か?」と呆れました。
    それは兎も角、我々OBに対し福井大学は、「貧困学生を助ける為」と称し「福大基金」なるカンパを募ってます。でも、「外部入力端子の刷新」など、大学はその為の、何の工夫もしていないみたいですね。それを利用して(?)、お膝元の生協が、無駄な高額PCを新入生に売りつけてる・・・とも感じられ、全く腑に落ちません。

    以上、そんな意見を、ツィーターで、福大生協のアカウントにも投稿しておきました。

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