2012年2月4日土曜日

寮生はキューブリックの映画が好き

啓成寮映画愛好会が発表したと、
スタンリー・キューブリックの作品が上位を独占した。

映画評論家の花澤長治氏は語る。
「はい、みなさん、こんばんは。やっぱり一位は2001年宇宙の旅ですな。これはスタンリー・キューブリックの作品です。ん~あの『博士の異常な愛情』、『時計じかけのオレンジ』、ランクインしてます、これらの監督ですね、ん~こわい監督ですね。さぁ~、この作品、いったいどういった作品か…、使われている音楽、この監督自身が映画のために自分で聞いて編集して、もういっぺん編集して、きっちり自分で見て、時間測って、これ以上いじったら、あかんという命令を出しました。ほんと~うに見事な視覚芸術、この視覚芸術、この宇宙芸術に、感服しますね。冒頭、宇宙の映画なのに、いきなりお猿さんが出てきてびっくりした方もいるんじゃないでしょうか。最初お猿さんがそして敵を薙ぎ払う、そのお猿さんの、見事な肉体美。そして投げ上げた棍棒が一瞬にして宇宙船になりますね。ワルツのリズムにのってあちらこちらに宇宙船が泳いでいましたね。HALという人工知能が出てきましたね。このHAL、人工知能の代名詞みたいに言われていますが、映画をちゃんと見ている人にとっては、HALは脇役ですらないんですね。この映画の主人公は宇宙です。では、さよなら、さよなら、さよなら。」


1. 2001年宇宙の旅( スタンリー・キューブリック )
2.博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか( スタンリー・キューブリック )
3.時計じかけのオレンジ( スタンリー・キューブリック )
4.羊たちの沈黙(ジョナサン・デミ)
5. 風と共に去りぬ(ヴィクター・フレミング)
6.スタンド・バイ・ミー(ロブ・ライナー)
7.ロミオとジュリエット(フランコ・ゼフィレッリ)
8.十二人に怒れる男 (レジナルド・ローズ)

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