2012年2月15日水曜日

佐川さんはどこに消えた?

寮生馴染みの佐川さんが今年に入って姿を消した。利用頻度の多かった寮生の話によると、最後に見たときは、新人の配達員を指導したそうである。


~啓成きょうのことば~  
【佐川さん】とは、
本名不明、年齢不詳。2011年頃、啓成寮に毎日のように来ていた佐川急便のお兄さん(おじさん)で、小荷物の配達を担当し、amazonなどのオンラインショッピングでお世話になった寮生も多い。啓成寮では、基本的に自分の部屋まで配達員が入れないので、はじめ電話に連絡が入ってから、玄関まで荷物を取りに行くが、殊に佐川さんの「佐川急便で~す」で始まる、要件を短く的確に述べる電話はわかりやすく、そして寮にいないとき、さらいは授業などで電話にさえも出れないときの留守電に「佐川急便で~す。〇〇から荷物が届いてます。また連絡ください。」で、不在時の定番”佐川君からの手紙”を削減した功績も大きい。もちろん再配達の時間に融通が効き、迅速に対応してくれるのは言うまでもない。啓成寮においては、不在時に荷物を玄関のポストに突っ込むという配達スタンスがあるが、ここに電話で確認を取るという作業を本格的に導入したのは、この人といって問題ない。気さくな人柄で、誰にでも声を掛けてくれて、街の交差点で合ったら笑顔で手振ってくれる 方であった。ところで、別に亡くなってはいないと思う。


(スペンサー・ハナザワ・ジョンソン取材)

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