2012年3月30日金曜日

新歓説明会、困難を極める

今年も新二年生が新歓説明会を行った。

新歓説明会とは、新入寮生が在寮生の名前を覚えやすく、または在寮生が新入寮生の名前を覚えやすいレクリエーションの内容を、新二年生が考えて、先輩たちに説明する会議である。
歓迎会で行われるレクリエーションは、食事会をはじめ、ボウリング大会、バーベキューなどを行うことが、通例である。新入生歓迎会では多額の予算が編成されるため、一度先輩を通じて、内容や目的を説明しなければならない。

今年は、度重なる流会のため、新歓説明会が通っていない、そこには新入寮生を迎えるという心構えができていない新二年生が多いことが、原因であると考えられる。
近年は「知らない先輩の部屋に部屋周りを一人で行かせるのは辛い」などといった意見が多くなっている。寮の中で上下関係は自治活動を行う上で大切である、言ってみれば先輩、後輩は兄弟のように構えなければならない、ところがこれでは、親子のような関係になってしまい、ついつい甘く、過保護になってしまう。後輩への甘さが自分への甘さへ、甘さが自治会の崩壊を招くであろうと、筆者は考える。

新二年諸君には、これから先輩になるのだという心構えをあと数日でじっくり考えてほしい。
時には心を鬼にして、ライオンの親のように、総合研究棟の屋上からかわいい担当を突き落とすほどの決断をする必要があるかもしれない。

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